2006年の3月3日(現地時間)に、学会でホノルルにいったついでに真珠湾まで足を伸ばして観光してきました。ワイキキから州立バスで2時間くらいです。運賃2ドル。
世界ではとっくに戦艦なんて用いられていませんが、ゲームでは現役な戦艦を観光用に解放しているので(とはいえ送迎バスつきで16ドルも取られる)見てきましたよ。ちなみにわざわざ真珠湾で展示している理由は、日本が降伏文書に調印したのが東京湾に来たこの船の上だからです。まーったくけつのあなの小っちゃなやつらですぅ。
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さて、今から乗り込むぞー。陸からブリッジを眺めるとこんな感じだ
同じ場所から乗り込み口目指して行きましょう。後ろかららしい
乗り込んだら退役軍人の会をやってました。はっちゃーん
右舷方向を見ると対岸に護衛艦が3隻も。真珠湾はいまだに現役軍事港です。太平洋の要。まあだから攻撃したわけですが
後ろ向きについている3連主砲です。見ての通りかなりぎりぎりまで寄れます。口径16インチ。射程37kmだそうで
よくわからないけど覗ける操作室です
さて、一般兵用の部屋はこんなに狭いのです。ていうかドアすらありませんよ。部屋とは言わないですね
そして一般兵船室にはゲーム板が備え付けてあります。チェスとバックギャモンを重ねたデザインでちょっと面白いかも
で、こっちは士官室。まあ広い
そして士官食堂。まあ微妙にゴージャス。ちなみに一般兵用食堂は観光客向け食堂になってて、撮影できませんでした
さて、表に出て、今度は前向き主砲です。3連が2基並んでいるわけですねー。ちなみに米国海軍の中では最大の大きさの砲です
これは1986年に改造されたときに設置されたハープーンという対艦ミサイルです。射程140km。はい、ぶっちゃけ主砲は要りません
単なる機銃ですねえ。いつ使うんでしょ。色々撮り逃してますが、あと副砲が少しと、トマホークがあります。トマホークに至っては射程1600km以上(笑)トマホークは湾岸戦争で28発もぶっぱなしたそうで。一発1億円以上するんですけど。船には32発積めるらしいぞ
通信用設備です。残念なことに登れない
さあ、ブリッジですよ。壁に背中つけてもこんな感じでしか撮影できない悲しさ。何か上り口付いてました。
で、ここから艦長が司令を出すわけです。しかし異様に狭い(笑)
ブリッジから窓(?)を通して正面を見ましょう。正面に見えるのはアリゾナ記念館という設備。真珠湾攻撃の時たまたま爆弾が火薬庫に当たって一瞬で大破した船の記念です。建物の真下に沈んでます。アメリカ人は博物館で、何と真珠湾攻撃で2000人以上が死んだのですよ、と言われて悲しむのがお約束です。死者はほぼ全員軍人なのに。もちろん東京やら広島やら長崎やらで10万人単位で一般市民を死なせたなんてことはスルーですよ
はい、これが去年撮影しておいたアリゾナ記念館です。船に乗せて連れてってくれます。こっちは無料です。なんでやー
こういう風に沈みっぱなしだという解説図
で、沈んでるところ。65年間放置です
司令室すぐ真下近くに操舵室
主砲を斜め後ろから
最接近してみる
降伏記念板。わざわざここで降伏文書にサインしましたよーと残してある。悲しみを怒りに変えて立てよ国民よ
さようなら
おまけの潜水艦 Bowfin号 です。入場料が別だったので入りませんでした。