コンピュータの裏をついた戦略
このゲームは(上手な)人間同士でやってると決着が永遠につかないので、一人用で遊ぶことが多いでしょう。しかし、このゲームのコンピュータのルーチンはなかなか強力なので下手にやるとなかなか勝負がつかないことになります。
しかし、そこはコンピュータの単純なところ。当然人間様にはかないません。うまく癖をつかんでしまえば敵を思い通りに動かせます。これでこのゲームはタイムアタックになってしまいます。この戦略を参考に「元帥」の称号をとってしまいましょう。
このゲームの面は大まかに言って何種類かに分かれます。分け方は戦略の都合上、
- 陸戦
- 陸戦+航空部隊
- 陸戦+艦船部隊
- 空中戦+歩兵輸送
- 海戦
- 総力戦
- その他変則生産
程度になるでしょう。基本的には生産できる部隊の種類と、敵首都まで地続きかどうかで決まります。
いよいよ戦略大公開
- 序盤−コンピュータの生産の癖を利用
- コンピュータは序盤はたいてい決まった生産をする
- これはただのスキなので、それにあわせて作ると大きなアドバンテージが得られる
- 陸戦の面の場合
- 道中の都市占領のためにこちらは歩兵をがんがん作る。戦闘工兵は足が遅いのでダメ
- 基本的には装甲車に載せるのはダメ。金の効率が下がる
- 占領は質より量
- 敵は装甲車・戦車Bを作ってくる
- こっちは自走砲Aで対抗
- 間接攻撃ユニットは最後まで消耗はほとんどしないので効率的
- 陸戦+航空部隊の面の場合
- こちらは歩兵と輸送ヘリを最大限作る
- 敵は歩兵と輸送ヘリを作るが、なぜか搭載が遅く、その分速く都市に着きやすい
- また、輸送ヘリに合わせてか戦闘ヘリを作ってくる
- 対抗しようと思わず歩兵と輸送ヘリを作ろう
- 戦闘ヘリがこちらの輸送ヘリにぶつかる前のターンに歩兵を降ろす
- 例え歩兵があとわずかで都市占領としても戦闘ヘリは必ず輸送ヘリを狙うのでそちらをおとりにできる
- 敵の歩兵は1ターン都市を占領させた後、輸送ヘリ約18台で全滅させ、そこをこちらの歩兵で占領してしまう
- 歩兵を作っても16000以上の資金が残るくらい(4日目くらい)に戦闘機Bを作り、敵の戦闘ヘリを一気に潰す
- 陸戦+艦船部隊の面の場合
- 歩兵は適当に作って運ぶ
- できるだけ戦艦を大量に作るのが楽
- 何を作ろうと、敵は必ず1部隊は潜水艦を作る
- 潜水艦は戦艦で6マス目のところで待てば追い返せる
- 海上では少しずつ進み、後に書く潜水艦作戦で一気に潰そう
- 空中戦+歩兵輸送の面の場合
- 「地上戦+航空部隊」同様に歩兵と輸送ヘリを最大限作る
- 敵は「地上戦+航空部隊」より歩兵を運ぶのが遅れる
- 序盤に限ればこの種の面は最も簡単
- 海戦
- そもそも数が少ないが
- 敵につられて潜水艦をすぐに作らないことだけ注意
- 総力戦
- 敵は自走砲や潜水艦や戦車Bや戦闘ヘリを相変わらず作りたがるので無視して歩兵と輸送ヘリを作ろう
- 次は戦闘機Bで敵のヘリ部隊を駆逐する
- あとは戦艦・自走砲A・爆撃機を少しずつ増やしていけばよい
- 中盤−コンピュータの攻撃相手選択の癖を利用する
- コンピュータが狙う相手はたいてい決まっている
- ランダム要素は無い
- それを見切れば敵を足止めしたり誘導したり自由自在
- 狙う優先順位を利用する
- (どちらでも)首都の上
- コンピュータの生産可能な拠点
- 潜水艦
- 戦艦
- 砲台
- あとは場合によりけり(つまり地形などの影響が多い)だが、同じユニットの場合は「部隊」で確認できるうち、上に表示されるほう(内部的な番号が若い方)が攻撃される
- コンピュータ首都に近づくと確実に狙ってくる
- 注意点。首都にユニットがあっても弾薬切れのために攻撃できない場合は他のユニットを狙う
- 特に戦闘機Aの機銃がつきると航空機をサイドワインダーで狙うようになるので残り弾薬には注意
- 部隊別攻撃順としては、バージョンによって違いがある(2が最強)ので一概には言えないが、間接攻撃が全て終わってから直接攻撃を始めることが多い
- 集中攻撃をさせる
- コンピュータは集中攻撃をしてマップ上の部隊数を減らしてくる傾向がある
- 正確に言うと、攻撃対象が同じ種類のユニットだと、内部番号が若いほうを狙う
- そのため、大量に同じ部隊を送り込むと間接攻撃を1部隊に集中させてくる
- 例えば敵が砲台*2で守っている場合、戦車Aを2部隊連れると、バラバラに攻撃されればそれぞれ残り1台になり、壊滅状態だが、集中攻撃してくれるので片方は間接攻撃を受けず、得
- そこで、戦車Aと自走砲Aを大量に用意して一気に進軍すれば前線を一気に進められる
- 「戦力は集中せよ」
- 潜水艦作戦
- 上記のとおり、潜水艦はユニット別優先順位が最大
- 海戦を行う場合、戦艦たくさんと潜水艦1〜2部隊を用意して、一気に敵軍の懐に飛び込む
- 必ず潜水艦が狙われるので次のターン一気に戦艦で敵部隊を壊す
- 集中攻撃をせず、全部隊バランスよく破壊し、補給に戻すようにすると良い
- 歩兵で進行を止める
- 間接攻撃の射程内にユニットを置いておくと必ず攻撃してくる
- 自走砲は歩兵に効果が薄いのでおとりとしておこう
- 敵砲台破壊作戦
- 敵の砲台を破壊しないと近づきにくい
- 基本的には、敵の狙う順を利用する
- 砲台と自走砲を同時に射程内に入れる
- 砲台は都市に降ろす
- 必ず砲台を狙ってくるので次のターン補給して、同時に砲撃
- これでほぼ敵砲台は壊滅。あとは砲台同士で砲撃していればよい
- 止めを刺さず、お互いに砲台を削りあい、資金を使わせるほうがいい場合もある
- いざとなったら自走砲を使えば止めをさせるので安心
- 平らな場所では砲台や自走砲で道を空けて戦車Aで懐に飛び込む手もある
- 終盤戦
- 占領作戦
- 勝ち方その1。首都占領
- あまりに敵生産拠点が多すぎて全滅させると時間がかかりすぎる場合や敵を上手く誘導できるときに使う
- 輸送ヘリが無い面ではやりにくい
- 首都の耐久度は40。そのため最低4ターンかかる
- また、敵は首都は優先的に建築するので首都を明渡してはいけない
- 狙うタイミングは首都と、周り6箇所の計7箇所が全て空けられるとき
- 歩兵搭載輸送ヘリが3〜4部隊は欲しい
- 首都上には輸送ヘリから直接降車できない
- まず、首都周り6箇所を全て歩兵と輸送ヘリで埋めたい
- そして首都の上に余った航空機を置く
- 次のターンから歩兵で占領開始
- 周りは固めて占領部隊が無傷で済むように
- 歩兵の補充ができるなら、首都の周りを1箇所あけてわざと狙わせるという方法もある
- 荒業
- 最終面にてスーパーミサイルを用いて占領行動が終わった歩兵を破壊してしまうとさらにほかの部隊で占領が可能
- でもたぶんスーパーミサイルを利用して敵を全滅させたほうが早い
- 全滅作戦
- 勝ち方その2。部隊全滅
- こちらが基本。
- ただし、生産可能個所があると当然何か生産してくるため、漫然と攻めていてもいけない
- 基本的には、外側から削っていき生産可能箇所が空いたらそこに戦車Aか爆撃機といった硬いユニットを置く
- 敵は生産可能箇所上のユニットを優先的に狙うので反撃でかなり削れるだろう
- よって次のターンにいっきにユニット数を減らせ、ふさげる生産可能箇所を増やし、新たなユニットを載せる
- スーパーミサイルがあれば簡単なんだが
- 船メインの面の場合、上に載せられるユニットを用意するのが面倒である
- 工場上の歩兵を2度艦砲射撃し、残り1人にすると移動して工場にとどまり補給しようとする癖を利用しよう
- 全滅させない→生産箇所がふさがっている→生産できない という手段
- 上手にやれば残り人数の少ない部隊ばかりが残り、止めを一気に刺しやすい
- その他覚えておかなければいけないこと
- ユニットの見た目の人数とは別に内部の人数がある
- 見た目は1〜10人だが、恐らく内部では1〜100まである(ひょっとしたら1〜20)
- 攻撃力に影響
- そのため見た目が10のユニットで攻撃しても普段よりダメージが小さいことがある
- 気をつけないと、一撃で全滅できるはずが失敗する
- 「全補」では見た目が2回復。内部では20(ひょっとしたら4)回復すると思われる
- 占領返し
- 基本
- 中立都市を敵に途中まで占領させた後その歩兵を全滅させてこっちの歩兵で残り耐久度を減らすとこっちの都市になる
- 敵に金を与えないのが基本なので、こっちも占領できるが敵も占領できる、という場合は占領返しをしたほうが得
- 攻略の中でこの用語を結構使うので覚えよう
- 応用
- 大量の歩兵が占領に来た場合、1ターン占領させた後、全体的にダメージを与えよう
- 次のターンには占領しきれないので今度こそ止めを刺し、こちらの歩兵で占領してしまう
- 中立都市の残り耐久度が10を切っているのでこちらの歩兵が10人いなくてもよいところが利点
- たいてい空中戦+兵員輸送の面で使うことになる
- 注意すべき点としては、歩兵を削りすぎると玉砕してくるため1回目の攻撃時には4〜6人程度は残すこと
- 人民解放軍作戦
- かなり広く使われている戦略の通称
- 一番安いユニットである歩兵を大量に生産して徐々に進軍するだけという恐ろしい作戦
- 基本的にこちらから攻撃を仕掛けるのは、自分より人数が少ない歩兵や間接攻撃ユニットのみ
- 案外歩兵は丈夫であり、攻撃されても金的被害は向こうのほうがたいてい大きい
- そして金が溜まり次第砲台や自走砲や戦車Aを作り楽になる
- 陸上部隊メインで、小さい面や守らなくてはいけない面で特に効果的
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